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太閤の手紙 (講談社学術文庫)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 143576 位
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人間「秀吉」の軌跡
一次史料である手紙を、解説を添えて分かりやすく砕いているが、歴史ファンでなくても解説を読めば秀吉の人間味が分かる。
特に夫である秀吉の浮気にヤキモチを起こしたおねに対し、主君である信長がそれを諌める手紙や、秀吉が「お前が一番だよ」とその恐妻家ぶりを表す文章に笑うしかない。天下一となった英雄も時には笑い、時には泣く事もある。また、当時の手紙にも作法があることを解説されており、こちらも大いに参考に成る。
史料から窺えるユーモラスな英雄の一面を楽しむのもどうでしょうか。良書!
信長没後から戦国時代の終焉に向けての社会動向も
1959年の著作を現代仮名表記に改めたもの。戦国時代の武将がどんな生活をしていたのかをうかがい知ることができる。戦闘の指揮者としては厳しく、生活者としては優しくと一般に予想されるとおりだが、政治体制の変化との関連で語られる点で、歴史への理解が深まる。
太閤秀吉に興味を持ち、その内面に触れたいと考える人に良い。
「鳴かせて見せよう不如帰」、納得!
前々から豊臣秀吉という人物は好きで、書物や小説を読んでいたのですが、
この本を読んで、秀吉が“人の心を掴むのがうまい”ということが
初めて実感を持って知ることができたように思います。
秀吉の手紙は勿論すべて古文なので、古文がそれほど得意ではない私は苦労しましたが、
桑田先生の解説(手紙の内容・背景)があるので、
時間はかかりましたたが、じっくりと理解して読むことができました。
こんな私でも、秀吉の凄さや手紙の上手さを実感することができたので、
秀吉について興味がある方にはぜひ読んでいただきたいです。
ありのままの豊臣秀吉を知ることができたような気がして、非常に満足です。
秀吉の書簡の重み
豊臣秀吉については、昔からいろいろな作家がいろいろな作品で描いています。しかし、それらの作品に描かれている秀吉像は、それらの作家の秀吉像に過ぎないのではないかと思われます。
本書は、現在残っている豊臣秀吉の手紙を集め、現在の仮名遣いではありますがその原文に著者の解説を添付する形式をとっています。それにより読者の皆さんが手紙の文章を自分の目で読み、著者の解説でその理解を助けようとしているわけです。本書に掲載されている手紙全てが豊臣秀吉の作でないのかもしれません。また、著者の解説も、どちらかというと著者自身の感情がそのまま吐露されてはいますが、少なくとも秀吉の人格、考え方がにじみ出ているのは確かであり、読者一人ひとりの秀吉像に大きな影響を与えるのは確かです。
原著は1959年に刊行されているので、いろいろな作家が本書を参考にしていることが読んでいくうちにわかるのではないかと思います。その意味でも楽しめる本です。
いろいろな評価を受けている豊臣秀吉像に読者なりの切り口を与えてくれる本です。その意味で一読をお勧めします。
講談社
武田信玄と勝頼―文書にみる戦国大名の実像 (岩波新書) 完訳フロイス日本史〈5〉「暴君」秀吉の野望―豊臣秀吉篇(2) (中公文庫) 完訳フロイス日本史〈4〉秀吉の天下統一と高山右近の追放―豊臣秀吉編(1) (中公文庫) 戦国時代用語辞典 完訳フロイス日本史〈2〉信長とフロイス―織田信長篇(2) (中公文庫)
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